こんばんは
田舎に暮らす主婦 しろみです。
夫の同僚の方から枝付きサクランボをいただきました。
こんな風に実がなるんだよ、
子どもたちに見せてね。とわざわざ持ってきてくださいました。
実際に目で見て、食べて、
スーパーのサクランボより小さいね、結構あまいね、と子どもながらに色々感じながら、
あっという間に実をたいらげました。
田舎に住んでみて思うことは、
実際に体験するという原体験が多いということ。
たんぽぽの綿毛を吹く、昆虫をつかまえる、
落ち葉を踏む、雪遊びするなど、
四季を通して身近に原体験があふれています。
引っ越して来る前の長男は
大の虫嫌い。ダンゴムシやアリを見つけてキャーキャー騒ぐような子でした。
幼稚園の途中でこちらに越してきてから、周りの子どもたちが虫取りをする姿をみて、少しずつ虫に触れるようになりました。
そして、卒園時には園長先生に昆虫博士と呼んでもらうほど詳しくなりました。
引っ越す前は泣きながら通った幼稚園にも、
虫取りをきっかけに仲良しのお友達ができ、
おかげで毎日楽しく通うことができました。
昆虫、植物、魚、動物、星…
次から次へと自然への興味が湧いてきていました。
そのうち、分からないことは図鑑で調べるようになりました。
幼稚園で借りてくる絵本は毎回図鑑。
読み聞かせも図鑑。
昆虫図鑑は特にボロボロです。
文字は図鑑を書き写して覚えていました。
(初めて書いた文字は カブトムシ)
わたし自身、30代で初めてホタルを見ました。
近くで見ると、何で光るのかな?どこが光るのかな?と気になりました。
実際に見ると興味や疑問が湧いてくるんだなと思いました。
小学5年生の今、理科が大好きな子どもに成長しました。
(理科の成績がいいかは置いておいて…)
好きな科目がある。ということが学校生活の楽しみや自信になっているように感じます。
今もわからないことは自分で調べることが多いです。
大きくなった時に、
都会に住みたかった!
と言われる日が来るかもしれませんが、
回り回って、
ちょっとでも自然に囲まれた子ども時代を過ごせてよかったな〜と思う日が来てくれると嬉しいなと思います。
振り返ってみると、
我が家の子育ては自然にたくさん助けてもらっています。